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エビデンスに基づいたハイパーサーミア治療を目指して。

 
 

◆外科医としてがん患者さんを診てこられた経験から、がん治療についてどのように感じ、考えておられますか。

ハイパーサーミア治療中の櫻井院長
 
ハイパーサーミア治療中の櫻井院長

最善の治療をして良くなられ、退院していただくのが私たちの使命です。それでも人が相手ですので難しい面もあって、例えば私たちがガイドラインにそって説明し、手術を勧めても、ご本人やご家族が選択されない場合もあります。

以前、3カ所ほどの病院で手術を勧められたと言って当院に来られた胃がんの患者様を診て、私も同じく手術が一番だと説明しました。しかし、化学療法でお願いしますと、手術は受け入れられませんでした。一般に抗がん剤治療は、最初はよく効きます。しかし、耐性が出てきて、だんだん効かなくなり、そこで次の手を打つということの繰り返しになり、副作用も出てきます。この方の場合、結局は手術することになりましたが、最初の選択段階から1年4カ月ぐらい経過しており、がんのステージが進んでいました。

西の京病院の明るい中庭
 
西の京病院の明るい中庭

この方のように手術よりも化学療法を選択された場合、あるいは術後の再発や進行がんで手術が無理な場合、ハイパーサーミアによって抗がん剤の用量が少量ですみ、細胞を痛めつけないという点を期待しています。がん治療では患者様が希望を持つことが大事なのです。あきらめないで、希望が持てるように、エビデンスに基づいたハイパーサーミア治療を目指したいと思います。

   

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第4章 PETで治療効果判定 (櫻井院長)
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